我が家の夏旅 ⑥そして旅もいよいよ

5日目。あー、今日で旅も終わりと思うとちょっぴりしんみり。

しんみりしてもお腹はすくのです。
最終日の朝はテラスレストランのビュッフェに行ってみました。

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海を見ながらのカウンター席で食べる朝ごはん。
ビュッフェは地の素材を生かした和洋折衷。種類もとっても豊富。
ちょっとした魚介類や海草なんかがとってもおいしい。
パンもおいしかったしジャムなんかも手作りでちゃんとしてました。

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これワタクシ。

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ダンナさんプレート。朝からポトフもいけました!

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このヨーグルトが濃厚で超おいしかった!
岡山「蒜山ジャージーヨーグルト」。お取り寄せしちゃうかも。




そして食後はレストランの前の海岸をお散歩。
すると桟橋らしきところになにやら物体が・・・・。

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これを観なきゃ帰れないでしょ。

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草間弥生の「南瓜」。ベネッセ・・・というより直島のシンボルです。

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最後はアップで! 赤もいいけど黄色もかわいすぎ!!



ベネッセアートサイトを離れて、船が出る時間までは「家プロジェクト」周辺へ。
ぷらぷらと町を散策し、お昼は行きたかったカフェに。
直島で最初にできたカフェ「カフェまるや」です。
オーナーは遊びに来た直島が好きになって本州から移住してきたお姉さん。

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普通の民家の入り口から。この自転車と看板が目印。

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入り口にはやっぱりかわいいのれんが。靴を脱いであがります。

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日替わりランチ「瀬戸内産タコのビビンバ」。さっぱりしてておいしかった。
食事もカフェもメニューが充実してました。

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「直島かぼちゃプリン」 弥生ちゃんも食べたかなぁ?

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楽しかった直島ともお別れ。お世話になりました。
行けてよかった。2人ともダイスキな場所になりました。




帰りは高松行きのフェリーに乗船。
行きは岡山から20分だったけど帰りは1時間近くかかります。
直島って高松と同じ香川県なのに岡山のが近いんです。
でも1時間乗ってると「船旅」って気分にはなるなー。

高松空港から東京行きの飛行機に乗るので、それまではJR高松駅周辺で
のんびりお土産を買ったらちょうど出発するぐらいの時間。
でもでも、どうしてももう1回讃岐うどんを食べてシメたかったので
ガイドで探してタクシーで最後の1杯(笑)。

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こちらの本業は製麺所。食べるスペースはほんの小さいカウンター。
こういう所でも食べてみたかった!やった!!

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高松最後のかけうどん。今日はあったかいのに温泉卵を入れて。
セルフなのでネギと天かすをたっぷりトッピングしていただきました。
冷たいほうがコシはすごいけど、温かいのもするっといっちゃううまさ。
さすが製麺所!粉の味がしっかりするタイプでした!
あー、うどん巡りはまた今度これだけ単独で来てみたいもんです。
どれも安くておいしかった!!ほんとごちそうさまでした.

というわけで、これで今回の旅も終了。
高松空港で残りのお土産買って、飛行機でぴゅーんと東京に帰ってまいりました。

今回の旅は寝台列車に始まり、レンタカーで移動したり、船に乗ったり
最後は飛行機に乗ったりと色んな乗り物に乗れたのも楽しかった!

直島ですが、2年後の2010年には周辺の島々(小豆島とかも)と合同で
「瀬戸内芸術祭」という大きなプロジェクトが進行中。
また2人で戻ってきたいもんです。

「次は海外?!」とかいいつつ最近もっぱら日本旅行ばかりの老夫婦。
あー、また旅行きたい。早速次を考えなくては♪

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我が家の夏旅 ⑤直島まるごとアート巡り

旅行4日目。今日は1日中直島をまわれる限りまわります!
朝からお天気もいいし、絶好のお散歩日和。

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まずは直島の目玉の一つ、「地中美術館」へ。
外観はほとんど外からは見えないまさに地中に埋まった美術館。
ベネッセハウス同様安藤忠雄の代表建築です。
本館へ行く前にこちらの「チケットセンター」でチケット買ったり説明聞いたり。
美術館はここからさらに少し歩いた先にあります。

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チケットセンターの脇にあるモネの睡蓮をイメージした池のある庭園。

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これが「地中美術館」の入り口。写真撮影はひとまずここまで。
一歩入ると外観も撮影禁止。建物そのものがアートだからだそう。
建物自体も個性的でついつい写真にとりたくなりますが。

美術館はモネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3作家の作品のみ。
それなのに決して「作品が少ない」と気にならないのは作品のスケールだったり
空間や建築も作品の一部として計算的に取り入れられてるから。
この良さはうまく言葉では表現できないし、それぞれ感じ方も違うと思うので。
とにかく「観てほしい!」 いや、「体験してほしい!」すばらしい美術館でした。

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美術館の中には海が見えるカフェがあるのですが、天気がいい日には
カフェの外のテラス席がオススメ!
この美術館は展示ルートも決まってなく、好きな作品を好きな順番で見れます。
なので我が家はちょっと早めにカフェへ行って作品を見るより先に朝ごはん。
テラスの特等席で朝ごはんを食べることができました♪
案の定食べ終わる時にはカフェはいっぱい!グッチョイでした。

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野菜たっぷり、オーガニックなサンドイッチで優雅なブレックファースト。
バスケットで持たせてくれるのでちょっとしたピクニック気分。

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美術館を後にして次に向ったのは港近くにある「家プロジェクト」。
古くからある民家を使って現代アートを展開しちゃおうという町ぐるみの取り組み。
歩き始める前にこの「ラウンジ&アーカイブ」で情報収集したり荷物預けたり。
それにしても、店内は「ここは東京?」と思うほどおしゃれな店員さんやグッズが。
直島のすごい所はこういうとこで手を抜いてないというか「ダサクない」というか。
この徹底したところが魅力なんでしょうねー。

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普通の民家の軒先にはそれぞれステキなのれんが。

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表札や道案内も思わず写真!

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次は室内に入って見学できる家プロジェクトのいくつかをご紹介。

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「角屋」 
家の中にいきなり水面が!そこに浮かぶ無数の光をよく見ると

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それぞれが電光の数字カウンター。
これは島民の皆さんがひとつずつ、好きな速さに設定して浮かべたんだって。
いいよね、こういう島の人の手が入ってる作品。

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「護王神社」

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なんと地下から神殿に続くのはガラスの階段。
ちなみに地下まで続く階段を内部から見ることができます!
違和感がありそうなのに不思議と神秘的な印象を受けます。

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「はいしゃ」
その名のとおり元は歯医者さんだった建物を丸ごと作品に!
中もすごいです。あっけにとられます(笑)

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お昼過ぎには「家プロジェクト」もひと通り見学終了。
今日のお昼は島で有名な「山本うどん」。
高松の後だったからインパクトは薄かったけど、島でこの味が食べれるなら。

うどんの後はベネッセに戻って野外作品を鑑賞。
こちらもいくつか代表的なものをご紹介。

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「文化大混浴」 真ん中にあるのは漢方風呂。予約をすれば入れます。

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片瀬和夫「茶のめ」 港のほうを向って島に来る人にお茶を差し出す。

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ジョージ・リッキー「3枚の正方形」 風でゆっくり動いてます。
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日も暮れかけて。「シップヤード 船尾」 廃船の隙間から海を眺める。

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こんな岸壁にモノクロ写真が!どこまでもアートが隠れてます。

この他にもたくさんの作品があちらこちらに点在してるんだけど
1日かけてなんとかひととおり鑑賞。
でももう1日、いや数日かけてもう一度ゆっくり見たい作品ばかり!
あー、もっと時間が欲しかった!

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さて、今日のお部屋は芝生に広がる「パーク」棟。
2年前にできたばかりの新しい宿泊棟です。
「ミュージュアム」に比べるとコンパクトでシンプルな「パーク」棟のツインルーム。
でも木造ならではの木の香りとなんか家にいるような落ち着ける雰囲気。
こちらのお部屋もとてもよかったです。
安藤忠雄の木造建築はとっても珍しいらしい。

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シンクが3方向から使える面白いデザイン。
飲食用とサニタリー用を兼務しててもこれならスタイリッシュだな。

そしてお待ちかねの夕食。
昨日と違うレストランを予約しておきました。
ミュージアム内にある和食レストランにて。

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岡山名産の「ママカリ」。お酒が欲しくなるじゃないですか。

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太刀魚とキュウリの黄身酢がけ。〆てあるのにプリプリの太刀魚。

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今年初めて・・・いや、相当久しぶりに食べた「松茸の土瓶蒸し」
やっぱりこうして食べると香りよし、食べてよしのさすがな食材。

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お造り5品。お醤油2種類にお塩にポン酢。どの組み合わせにするか楽しみながら。

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穴子の蒸し寿司。ひとくちサイズでメインの前に。

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和食レストランにも大きな絵。あえてポップな絵が。

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鯛のアラ炊き。最後まで骨をしゃぶってしまううまさ。

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「いちじく」って広島名産って知らなかった!
よく冷えた「いちじくのコンポート」でコース終了。

写真以外にも3~4品、しめのじゃこごはんまであった充実のコース。
コースは色々あるんですが、瀬戸内のお魚中心のコースにして大正解。
前日の洋食ディナーより夫婦揃ってこちらの和食がお気に入りでした。

そして食べ終わった後にもう一度ベネッセ内のナイトミュージアムを鑑賞。
昨日は気付かなかったポイントがあったり、気に行った作品をまたゆっくり見たり。
他の人を気にせず完全に自分のペースで好きなように見れるなんて贅沢!
ここに宿泊して本当によかったねーと二人でしみじみした夜でした。

さて、楽しかった直島ともいよいよ明日でお別れ。今回の旅も最終日。
時間の許すかぎり直島の町をまわってみるつもりです。

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我が家の夏旅 ④ベネッセアートサイト直島

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今日から2泊お世話になる「ベネッセアートサイト直島」。
4つの異なるタイプの宿泊棟があるので1泊ずつ違う棟をセレクト。
1泊目はベネッセのシンボルでもある、美術館とホテルが一体になった
「ミュージアム」という名の棟に宿泊。

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部屋は広めのツインタイプ。
10年以上も経つとは思えない清潔感のあるお部屋。

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窓の外には瀬戸内海に沈む夕日が!!絶景。

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広々としたバスルーム。
貧乏性ゆえに入浴中はムダにあちこち動いてみました(笑)。

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タイの人気バスシリーズ「THANN」。好きなセレクト。

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バスルームのガラスの向こうの木戸をあけるとベッド、そしてその先には海が!
ラブラブな2人にはたまりませんな(笑)。

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ベネッセのお部屋にはそれぞれ違うアート作品が飾られています。
今回は空いてたお部屋をセレクトしたんだけど、あらかじめ好きな作品が
あるお部屋に泊まるお客さんも多いそう。
有名な作品のお部屋はすぐにうまってしまうそうです。

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テラスにでるとテーブルセットが。
夕日が沈むのを見ながら飲むウェルカムシャンパンは格別の一言。

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さて、もうひとつ日が沈む前に行くところが。
ミュージアム棟から宿泊客専用の小さいモノレールに乗って
一番高台にある「オーバル」棟へ。
結構な急勾配をゆっくりのぼって行くと・・・・

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ベネッセのもうひとつのシンボル「オーバル」に到着。

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「オーバル」はスイートルームもある、たった6室だけの宿泊施設。
その名の通り楕円形の敷地、水を囲むように客室がある個性的な造り。
緑のドアが客室の入り口だけど中はどうなってるんだろう・・・。

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もう日が沈む直前、楕円形の空。

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オーバルの上にもあがれます。
上から覗くとまた違った光景。

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日没に間に合った!
これがベネッセの一番高いところから見る瀬戸内海。


ミュージアムに戻り、夕食までの時間は宿泊客の特権「ナイトミュージアム」へ。
ミュージアム棟はベネッセミュージアムの中に宿泊施設があるので、夜10時まで
館内の至るところにある作品をゆっくり鑑賞可能。
作品は撮影禁止なのでご紹介できませんが、有名無名に限らず多数の作品が
展示してあり、またその展示方法の斬新さや作品のスケールの大きさのせいで
アートなんか知らなくてもじゅうぶん退屈せずに見れるはず。
野外展示も多いんだけど夜は月光を生かした作品があったりして幻想的!
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「雑草」「という名の作品。
知らないと気付かないようなところにさりげなくあるんだけどこれもまたアート。
人気者っていうのがうなづける!

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ナイミュージアムを堪能したらちょうどよく夕食の時間。
ベネッセの中にはカフェやレストランがいくつかあるのですが
今日は洋食中心の「テラスレストラン」へ。
レストランや宿泊棟は別々に点在してるのでこういう標識をみながら移動。

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通路の途中にもさりげなく作品が。

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「テラスレストラン」は洋食メインのレストラン。
4800円~のコースがあったけど、2人はアラカルトで注文。
アラカルトといってもコースのお料理を分解しただけですが。
こちらは前菜盛り合わせ。

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しまった・・・。お魚の名前忘れた・・・。
お魚のエキスがぎゅーっとつまったスープで食べるスチーム料理。
ほろりとほぐれる身をスープと一緒にいただきます。

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香川の牛肉と岡山の豚肉。直島ならではのお肉のコンビ。
特に牛肉はやわらかくておいしかったー♪

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チーズは目の前でカットしてくれます。
私たちが頼んでるをみて思わず隣のご夫婦も頼んじゃったぐらいインパクトあり!

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赤ワインにチーズの盛り合わせ。
パンには同じく香川県にある「小豆島」特産のオリーブオイルをつけても美味。

コースだとコレにスープやらデザートやらがつくんだけど、酒飲みの私たちには
アラカルトメニューがぴったりの量でした。ワインもおいしかったー♪

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「炭水化物食べてないから後でお腹すくかな?」なんて言いながら部屋に戻ったら
「夜食にどうぞ」って小ぶりのじゃこおにぎりの差し入れが。
夜食サービスって最近流行のサービスなのかな? おいしくいただきました。

部屋に帰ってからもCDを聞きながら少し乾杯。
ベネッセにはテレビがありません。ただし全室にBOSEのCDプレーヤー完備。
だから予約の時も「よかったらお気に入りのCDをお持ちください」と言われます。

普段テレビっ子の私がテレビを忘れるぐらい快適な場所。
明日は1日直島を満喫しなくては!

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我が家の夏旅 ③尾道~岡山発フェリーで直島へ

旅行3日目。今日は移動がタイトなので、早起きして尾道半日観光へ。

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朝ごはんからラーメンですけどなにか?(笑)
ご当地ラーメンでも有名な「尾道ラーメン」は食べないと!
お魚のダシが効いたしょう油味のスープに細麺。
あっさりだけど豚の背油のコクもあいまって複雑なウマさ。
朝からでもいけるラーメンでした。ごちそうさま。

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もうひとつ、尾道と聞いて行ってみたかった「チャイダー」屋さん。
日本茶+サイダー=チャイダーという不思議な飲み物。
小さいお店でお姉さんがひとりで切り盛りしてます。

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お店の看板が愛らしい。
オリジナルグッズも売ってるけどどれもカワイイ!

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店内でも飲めるけどテイクアウトで。
これが意外とイケル味。ノド越しさっぱりで暑い日にぴったりでした。
ひっきりなしにお客さんがきてた人気店。

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ちなみにお土産用はこんなかんじでまたかわゆす。

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尾道は坂とお寺の街。
いたるところがフォトジェニックな街です。

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そして猫の街。

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お昼も尾道名物 「尾道風お好み焼き」のお店へ。
「広島風」と入る具は一緒だけど工程が異なるとのこと。
広島風は具やおそばを焼いてから加えるけど、尾道風は全部重ねていく蒸し焼き風。
あとは最初に鉄板に油をひかない!でも生地がくっつかない!不思議です。
そう考えるとヘルシーなお好み焼き。女性向けじゃないの♪


広島名産のカキ入りも気になったけど、ここならではのシャコ入りを注文。
(ラーメンの後だったのでさすがに2人で1枚)
なんとゼイタクに生シャコいりです。
それ以外にも色々入ってスペシャルな1枚が完成。
広島風よりあっさり、そのせいかペロッといっちゃいました。

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お好み焼き屋さんの向かいにあった100年以上続く酒屋さん。
品揃えもおばちゃんも魅力的でついつい色々と買ってしまった・・・・。

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トータルで1日もいなかった尾道。
今回の旅では移動の通過点って感じでゆっくりできなかったけど
お魚もおいしいし、風景もすてきだし、また再訪したい街です。

そして特急とローカル線を乗り継いで、桃太郎の像を見ることなく
岡山駅を通過し、直島への玄関口・岡山県・宇野駅へ。

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港町・宇野駅。
ポルトガルへのオマージュか(笑)?白いモニュメントがいきなりお出迎え。

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タンクローリー車まで乗れちゃう大型フェリー。
直島までは約20分の短い船旅です。

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直島行きフェリーの待合室。
ここからアートツアーが始まってます。

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乗ってすぐに目の前に直島が!
ホテルや民家があるのは島の裏側。

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そして・・・・・おお!見えてきた!
船から最初に見える島のシンボル・草間弥生の「赤かぼちゃ」。
雑誌とかでは見てたけど、ホントにこれが最初とは(笑)。
いきなりやられます。

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さぁ、念願の香川県・直島上陸です。
船を下りてすぐのところに観光案内やお土産売り場などを兼ね備えた建物が。
とはいえ観光案内所というにはもったいないガラス貼りの洗練された建物。
宿泊先の「ベネッセアートサイト」まではここにとまっている小豆色のバスが
送迎してくれます。
このバスは宿泊客なら街中のあらゆるところを無料でまわってくれるのでとても便利!
旅行中本当にお世話になりました。

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こんなかわいいイスに座ってバスや船を待ったり。
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赤かぼちゃと記念撮影したり。

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かぼちゃの中はドットワールド♪

さて、日没の前にはホテルに着きたい! 
バスに乗ってホテルに向かいまーす♪

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我が家の夏旅 ②しまなみ海道を渡って広島・尾道へ

2日目は高松でレンタカーを借り、高速を使って愛媛へ。
愛媛とはいっても松山とか道後温泉に行くことはなく
今回の目的地、四国と本州を結ぶ「しまなみ海道」の入り口・今治へ直行。
今治はタオルの生産日本一でもあるんですよー。080909019
「しまなみ海道」ご存知ですか??
本州と四国を結ぶ道路のひとつですが、道路の途中の島々が橋で結ばれていて
唯一徒歩や自転車で渡れる道路なんですよ♪
しかもそれぞれの島に降りれるし。

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私たちは効率も考えてサイクリングではなくドライブで移動。
(結果的に、サイクリングだったら体力的にも死んでたな・・・・)
車窓からはあちこちに浮かぶ瀬戸内の小島と青くて穏やかな海が。
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本州・広島に着くまでに7つの橋を通過するのですが、それぞれ形や長さが
違うのでついつい橋の上はゆっくり走って写真撮影。

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愛媛から来て最初に降りる島「大島」にある「亀老山展望台」
展望台までの階段がとってもスタイリッシュなデザイン。
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四国方面の絶景が望める展望台。
肉眼で見る風景はこの写真の何倍もステキでした。
とにかく瀬戸内海は穏やか。絵になる風景にしばしうっとり。

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反対側は本州方面。天気も良くて一面の絶景を堪能できました。

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次の島は「伯方島」。そう、「伯方の塩」の伯方島です。
今は塩田は無いそうだけど、製塩工場があって塩はやっぱり島の特産品。
といういことで島で有名な「伯方の塩ラーメン」をお昼に。
シンプルながらも濃厚な味わい。スープが美味でございました。
場所柄か、トッピングの海苔や海草がうまし!
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また違ったデザインの橋を渡って次の島へ。
瀬戸内海は今「アート」に力を入れてるらしいのですが、このしまなみ海道にも
個性的な美術館のある島や、街の至る所に創作オブジェが立ち並ぶ島など
つい立ち寄りたくなる「アート」がいっぱい!
そのいくつかをご紹介。
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「大三島」の海沿いにある「ところミュージアム」。
小規模だけど個性的な現代アートと周囲の海の風景がマッチした
島ならではの美術館。
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美術館入り口。

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扉をしめるとこんな風に。

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それぞれのアートスペースをつなぐ通路がこの風景。
どこかのリゾートに来た感覚。
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外の風景と作品がひとつのアート。

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島と島を結ぶ橋もひとつの作品。
この橋は世界一の斜張橋。
ここを渡ると島じゅうアートの「生口島」へ。
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こんなメガネや

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こんなダンスする猫や

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こんなでっかいサックスや(ちなみにここは役場)
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こんなんが島中の至る所にあるわけです。
アートマップをもらって「あー!こんなとこにもオブジェが!!」と言いながら
探し歩く楽しみ。
ちなみにうちの2人も日没ギリギリまでかけずりまわって、なんとかすべての
オブジェを見て撮ってまわってきました。ふーっ。

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島めぐりの途中には島の有名なジェラード屋さん「ドルチェ」のジェラード。
「みかん」と「塩」。塩はしょっぱ甘くてさっぱりうまい!!すきー!

本当はもう少しゆっくり見たかった「しまなみ海道」。
なんとかすべての島に立ち寄れたけど他の美術館や温泉なんかも
行ってみたかった・・・。
通行料がそこそこかかるのですがそれだけの価値があるドライブでした。

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さて、しまなみ海道の本州側の終点は広島・尾道。
明日の昼には尾道も後にしてしまうので、今日は豪華に尾道のお寿司屋さんへ。
調べて見つけた「蔵鮨」さんへ予約してお邪魔してきました。
その名の通り外観も蔵造りのステキなお店。
若いご主人に「瀬戸内海のお魚を食べさせてください!!」と言って
お任せで色々出してもらいました。
まずはお刺身盛り合わせ。サヨリにタイにとり貝、赤うに、小イカ・・・
すべて尾道の市場にあがるとは。
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お酒も広島の純米酒を。いつもながらくいくい飲みましたのー。

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天ぷらの盛り合わせ。
生とり貝の天ぷらがうんまい!ていうか初めて食べた!
あとはキスとかお刺身でおいしかったイカのゲゾとか。
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瀬戸内の穴子。
「タレと白焼きとどっちがいいかなー」って悩んでたら
「じゃあハーフにしましょうか」ですって。ご主人最高。
迷った甲斐ありどちらも甲乙つけがたいおいしさ。

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これもこの時期、シャコをおつまみで。
前日は生もあったらしいけどこの日は残念ながらボイル。
でもスーパーで買うのは何なんだ?!ってぐらいの深い味わい。

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ここからは握ってもらってラストスパート。
さより。ごはんとの間にある大葉がベストマッチ!

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イカ。これも普段食べるイカとは格段に違う甘さ。とろけたー。

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車えびはお塩をつけて。頭もカリッと焼いてくれました。
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タコも甘くてやわらかし。

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このお店の名物?ウニのきゅうり軍艦。
海苔もいいけどキュウリもあうのね。ていうか赤うにたっぷし☆

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そしてもう一度穴子を思い出に。ホロっと溶けちゃいましたとさ。

ご主人がとてもステキな方で、一度都会に出てから地元尾道に戻って
お店を出してるから、使うお魚も瀬戸内海の地のお魚にこだわっていたので
我々観光客にはもってこいのお店でした。
とはいえこの日他にいたのは地元のお客さん。人気店みたいです。
散々好きに飲んで食べて15000円でおつり。
尾道に行ったらぜひ行って欲しいお寿司屋さんです。

ドライブの疲れが出たのかこの日はダンナさんも早寝モード。
明日に備えて早寝するとします。
明日は軽く尾道を散策して、いよいよ今回の旅のメイン「直島」に上陸です。

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我が家の夏旅 ①寝台列車でうどんの街・高松へ

遅い夏休みをとって毎年恒例の夫婦ふたり旅に行ってまいりました。
今年のテーマは『瀬戸内海 おいしいごはんとプチアートの旅』。
4泊5日と短い中、色々な乗り物を駆使して見どころをおさえてきたつもり。
ほんの一部ですがよかったら写真でお楽しみくださいませ。

1日目。
東京駅22時発の寝台列車『サンライズ瀬戸』が旅のはじまり。
あ、正確に言うと東京駅で乗車前に1杯がはじまり。

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東京駅地下「グランスタ」にある「はせがわ酒店」の立ち飲みスペースで
出発前の乾杯。
今回乗った「サンライズ瀬戸」には車内販売が無いのですが
「グランスタ」の酒屋さんやデリは22時迄営業してるのでとってもお役立ち。
乗車前にワインやおつまみをしっかり買い込みいざホームへ。

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特急列車専用ホームに入ってきましたよー。
知る人ぞ知る2年越しで待ちに待った寝台列車(笑)。
今年は何事もなく運行してくれそうです(涙)。

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こちらが「サンライズツイン」の室内。
ツインベッドのみの簡易なお部屋ですが新しくてきれい!

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ツインのお部屋は2階建ての1階にあたるので
部屋の窓からホームを見上げる感じ。

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隣の車両には座って外を眺められるデッキが。
ここは飲食OKなので我が家のバータイムの始まり。
遅い時間出発なので騒々しくなく、のーんびり過ごせました。

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「グランスタ」の酒屋で買ったスパークリングと
「マンゴツリーデリ」や「ディーン&デルーカ」で買ったお惣菜たち。

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しばらくたったところでお部屋に戻って就寝。
私はパッタリ寝ちゃったけど、ダンナさんはちゃんと朝起きて朝日を撮影。
ちょうど瀬戸大橋を渡る時に日の出に遭遇。

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そして旅の2日目。朝7時半に香川県・高松駅に到着。
あっという間だったけど快適な列車の旅でした。
寝台列車また乗りたいなー。

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ということで、高松といえば「讃岐うどん」でしょ!!
朝ごはんにまず1杯ですよ。
8時から営業してる駅近くの有名店へレッツゴー!!

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「釜玉うどん」。
これ、サイコーです。この旅で食べたうどんの中でベスト1かと。
もっちもちの茹でたておうどんに新鮮卵とたっぷりの青ネギ、
そこに生醤油をタラッとまわして混ぜ合わせる。
シンプルなんだけどこのうんまいこと!!
もう1杯いけたなー。

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調子に乗って次の目的地へのドライブ中にもう1件うどん屋に。
こちらはちょっと郊外にある「山下うどん」。
たっくさんの車やバイクですでにいっぱい!

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こちらのお店は「ぶっかけ」の元祖と言われるんだって。
出汁がはってある「かけうどん」に対してこちらは自分で濃い出汁をかけて
食べる「ぶっかけ」。
よりうどんの味がわかる気がしました。

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レモンをきゅっと絞って食べるのが一般的なんだって。
こちらの「肉ぶっかけ」も牛肉の味がしみ出てておいしかったぁ☆

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お店の奥はてんやわんや。

あ、午前中のうちに2杯もうどん食べてましたが、基本的にサイズが選べて
どのお店でも「小」を注文してたのでトータルで1杯ぐらいかな。
もっとうどん巡りに行きたかったけどこのぐらいにして、2日目の目的地
「しまなみ海道」の入り口・愛媛県今治市へレンタカーで出発です。

瀬戸内の島々を橋で結んだ「しまなみ海道」。
それぞれの島に見どころや名物があるみたいなのですよ。
ということで次回はその「しまなみ海道」からお届けします。

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旅館『すぎもと』は酒飲みの宿です。

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週末に2人で近場温泉旅へ。
今回は長野県・松本にある旅館『すぎもと』さんで1泊。
「食事」と「お酒」と「音」にこだわりの旅館。楽しみだー!

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八王子からガラ空きの『スーパーあずさ』で松本へ。
天気よくて富士山やら南アルプス(?)やら車窓からの眺めが美しい!

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お部屋は和洋モダンとでも。やたらめったら音のよいスピーカー。
思わずロッキングチェアーでゆっくりしたくなるもんです。


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お待ちかねの夕食。まずは小鉢に入ったお通しから。
ご主人が作る山の幸の数々が次々と。
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ふき、こごみ、うるい、菜の花、ぜんまい、せり・・・
春の山菜を色んなお味で。お酒がすすむ・・・。
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焼き筍を蕗味噌で。

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名物・馬刺し。たっぷりの薬味・辛味噌と和えて海苔巻きにして食す。
どちらも美味でとまらない!!

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ご主人が目の前で手打ちしてくれる十割そば。
つけるのはつゆではなくお塩と一味。ネギを添えて。
お蕎麦を味わう。お蕎麦をつまみに飲む。そんなイメージ。
これ食べたら都内で1500円もだして更科そばを食べるのがバカらしくなります。

これ以外にも、お野菜のお椀、白魚の踊り(口の中ではねる!!)、
白子ポン酢、蛍イカや鳥貝の酢味噌和え、信州牛(リンゴを食べてるのだ)と
キノコの陶板焼き、椎茸のグラタンなどなど、大満足のボリューム。
でもお野菜や素材を生かした料理ばかりなので胃もたれせず、どれもおいしく
食べることができました。
さすがに食べ切れなかった「鯛釜飯」はおにぎりにしてお部屋に持ってきてくれました。
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食後は旅館のバーへ。スコッチとワインが充実したこだわりのバー。
食事で日本酒飲んだけどこちらでは食後の赤ワインをいただいちゃいました。

とにかくご主人がお酒好きなんだろうなー、と感じる旅館です。
食事は「お酒のアテ」です。好き嫌い多い人はダメだろうなぁ。
地味だけど素材の味や季節感が感じられるお料理は絶品。
あ、もちろん温泉もよかったです。空いていれば貸切風呂もありますし。
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帰りは国宝「松本城」へ。
城好きのアナタ、もちろんご存知だとは思いますが中まで楽しめます。
ワタクシ2度目ですがやはり好きですこのお城。
お泊りの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

出発前のお昼は駅近くのお蕎麦屋さんへ。
旅館のお蕎麦とはまた違った味わいだけどこちらも美味でした。
地味な松本の旅でしたが、近いし、お得だし、オススメ温泉地でございます。
次はその近くの「扉温泉」にも行ってみたいと計画中。

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