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我が家の夏旅 ⑤直島まるごとアート巡り

旅行4日目。今日は1日中直島をまわれる限りまわります!
朝からお天気もいいし、絶好のお散歩日和。

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まずは直島の目玉の一つ、「地中美術館」へ。
外観はほとんど外からは見えないまさに地中に埋まった美術館。
ベネッセハウス同様安藤忠雄の代表建築です。
本館へ行く前にこちらの「チケットセンター」でチケット買ったり説明聞いたり。
美術館はここからさらに少し歩いた先にあります。

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チケットセンターの脇にあるモネの睡蓮をイメージした池のある庭園。

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これが「地中美術館」の入り口。写真撮影はひとまずここまで。
一歩入ると外観も撮影禁止。建物そのものがアートだからだそう。
建物自体も個性的でついつい写真にとりたくなりますが。

美術館はモネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3作家の作品のみ。
それなのに決して「作品が少ない」と気にならないのは作品のスケールだったり
空間や建築も作品の一部として計算的に取り入れられてるから。
この良さはうまく言葉では表現できないし、それぞれ感じ方も違うと思うので。
とにかく「観てほしい!」 いや、「体験してほしい!」すばらしい美術館でした。

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美術館の中には海が見えるカフェがあるのですが、天気がいい日には
カフェの外のテラス席がオススメ!
この美術館は展示ルートも決まってなく、好きな作品を好きな順番で見れます。
なので我が家はちょっと早めにカフェへ行って作品を見るより先に朝ごはん。
テラスの特等席で朝ごはんを食べることができました♪
案の定食べ終わる時にはカフェはいっぱい!グッチョイでした。

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野菜たっぷり、オーガニックなサンドイッチで優雅なブレックファースト。
バスケットで持たせてくれるのでちょっとしたピクニック気分。

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美術館を後にして次に向ったのは港近くにある「家プロジェクト」。
古くからある民家を使って現代アートを展開しちゃおうという町ぐるみの取り組み。
歩き始める前にこの「ラウンジ&アーカイブ」で情報収集したり荷物預けたり。
それにしても、店内は「ここは東京?」と思うほどおしゃれな店員さんやグッズが。
直島のすごい所はこういうとこで手を抜いてないというか「ダサクない」というか。
この徹底したところが魅力なんでしょうねー。

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普通の民家の軒先にはそれぞれステキなのれんが。

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表札や道案内も思わず写真!

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次は室内に入って見学できる家プロジェクトのいくつかをご紹介。

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「角屋」 
家の中にいきなり水面が!そこに浮かぶ無数の光をよく見ると

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それぞれが電光の数字カウンター。
これは島民の皆さんがひとつずつ、好きな速さに設定して浮かべたんだって。
いいよね、こういう島の人の手が入ってる作品。

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「護王神社」

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なんと地下から神殿に続くのはガラスの階段。
ちなみに地下まで続く階段を内部から見ることができます!
違和感がありそうなのに不思議と神秘的な印象を受けます。

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「はいしゃ」
その名のとおり元は歯医者さんだった建物を丸ごと作品に!
中もすごいです。あっけにとられます(笑)

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お昼過ぎには「家プロジェクト」もひと通り見学終了。
今日のお昼は島で有名な「山本うどん」。
高松の後だったからインパクトは薄かったけど、島でこの味が食べれるなら。

うどんの後はベネッセに戻って野外作品を鑑賞。
こちらもいくつか代表的なものをご紹介。

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「文化大混浴」 真ん中にあるのは漢方風呂。予約をすれば入れます。

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片瀬和夫「茶のめ」 港のほうを向って島に来る人にお茶を差し出す。

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ジョージ・リッキー「3枚の正方形」 風でゆっくり動いてます。
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日も暮れかけて。「シップヤード 船尾」 廃船の隙間から海を眺める。

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こんな岸壁にモノクロ写真が!どこまでもアートが隠れてます。

この他にもたくさんの作品があちらこちらに点在してるんだけど
1日かけてなんとかひととおり鑑賞。
でももう1日、いや数日かけてもう一度ゆっくり見たい作品ばかり!
あー、もっと時間が欲しかった!

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さて、今日のお部屋は芝生に広がる「パーク」棟。
2年前にできたばかりの新しい宿泊棟です。
「ミュージュアム」に比べるとコンパクトでシンプルな「パーク」棟のツインルーム。
でも木造ならではの木の香りとなんか家にいるような落ち着ける雰囲気。
こちらのお部屋もとてもよかったです。
安藤忠雄の木造建築はとっても珍しいらしい。

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シンクが3方向から使える面白いデザイン。
飲食用とサニタリー用を兼務しててもこれならスタイリッシュだな。

そしてお待ちかねの夕食。
昨日と違うレストランを予約しておきました。
ミュージアム内にある和食レストランにて。

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岡山名産の「ママカリ」。お酒が欲しくなるじゃないですか。

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太刀魚とキュウリの黄身酢がけ。〆てあるのにプリプリの太刀魚。

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今年初めて・・・いや、相当久しぶりに食べた「松茸の土瓶蒸し」
やっぱりこうして食べると香りよし、食べてよしのさすがな食材。

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お造り5品。お醤油2種類にお塩にポン酢。どの組み合わせにするか楽しみながら。

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穴子の蒸し寿司。ひとくちサイズでメインの前に。

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和食レストランにも大きな絵。あえてポップな絵が。

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鯛のアラ炊き。最後まで骨をしゃぶってしまううまさ。

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「いちじく」って広島名産って知らなかった!
よく冷えた「いちじくのコンポート」でコース終了。

写真以外にも3~4品、しめのじゃこごはんまであった充実のコース。
コースは色々あるんですが、瀬戸内のお魚中心のコースにして大正解。
前日の洋食ディナーより夫婦揃ってこちらの和食がお気に入りでした。

そして食べ終わった後にもう一度ベネッセ内のナイトミュージアムを鑑賞。
昨日は気付かなかったポイントがあったり、気に行った作品をまたゆっくり見たり。
他の人を気にせず完全に自分のペースで好きなように見れるなんて贅沢!
ここに宿泊して本当によかったねーと二人でしみじみした夜でした。

さて、楽しかった直島ともいよいよ明日でお別れ。今回の旅も最終日。
時間の許すかぎり直島の町をまわってみるつもりです。

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